■メルセデスが革新的なステアリングシステム「DAS」をテスト
メルセデスは午前にルイス・ハミルトン、午後にバルテリ・ボッタスを走らせた。ハミルトンの車載映像から、メルセデスが導入した革新的なステアリングシステムが明らかになり、注目を集めた。前後にスライドするこのステアリングシステムは、フロントホイールのアライメントを変更するものだと考えられており、メルセデスは「DAS」と呼んでいる。
ハミルトンは106周を走り1分18秒387(C1タイヤ)で9番手、ボッタスは電気系のトラブルが発生したことで、走行を切り上げ、77周のなかで1分19秒307(C2タイヤ)で13番手という結果だった。

■ノリス「マクラーレンMCL35はいい感じ。ハンドリングは昨年型と変わらない」
マクラーレンのランド・ノリスが10番手。今週のテストで初めて登場したノリスは、137周を走りこみ、1分18秒474(C3タイヤ)が自己ベストタイムだった。MCL35の感触はよく、昨年型と同様のハンドリングであることもよかったと、ノリスはポジティブな感想を述べている。

■ハースのグロージャンが最多周回158周を記録
ハースのロマン・グロージャンは、ドライバー別では最多となる158周を走り、1分18秒496(C3タイヤ)で11番手となった。セッション終盤にコースオフし、ターン4のバリアにヒット、リヤウイングにダメージを負うというアクシデントがあったが、自力でピットに戻っている。

翌21日が第1回F1テストの最終日となり、第2回テストは26日から28日に開催される。