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投稿日: 2020.04.12 08:05
更新日: 2020.04.11 18:46

フェラーリ元会長「最大の後悔はアイルトン・セナと契約しなかったこと」


F1 | フェラーリ元会長「最大の後悔はアイルトン・セナと契約しなかったこと」

 モンテゼモロはまた、現在フェラーリに所属するセバスチャン・ベッテルについて語り、フェラーリは2008年末にレッドブル・レーシングからベッテルを引き抜くことを検討していたが、当時の若いベッテルは『未熟すぎる』と判断したと明かした。

 2007年シーズン後半にトロロッソでF1昇格を果たしたベッテルは、翌年に同チームでフルタイムのシートを獲得した。21歳のベッテルは大きなチャンスを最大限に活用し、モンツァでのイタリアGPではポールポジションからの見事な走りで勝利を飾った。

2008年F1ブラジルGPでのベッテル
2008年F1ブラジルGPでのベッテル

 その功績により、フェラーリはベッテルに注目するようになった。当時チームのコンサルタントを務めていたミハエル・シューマッハーは、同じドイツ出身のベッテルが才能あるドライバーであると、チーム上層部に対して主張していたという。しかし当時のフェラーリはベッテルを獲得することなく、2010年にフェルナンド・アロンソを迎え入れることを決定した。

「ベッテルは、シューマッハーがぜひともフェラーリにと望んでいたドライバーだった。当時ベッテルはトロロッソで走っており、レッドブルに昇格する前だった」とモンテゼモロは『Sky Italia』に語った。

「しかし彼はまだ未熟であることが分かり、我々はフェルナンド・アロンソを獲得することを選んだ」

「彼(アロンソ)は、性格的にいくつかの側面があったものの、素晴らしい仕事を成し遂げた。最終レースまでタイトルを争ったシーズンが2回あったのだ」

「ベッテルはプレッシャーを感じやすく、サポートされる必要があるが、行動力がある。彼は何度かミスを犯しているものの、それは彼が大胆であったからでもある。F1では大胆でなければならないと私は考えている」


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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