更新日: 2016.10.24 17:19
オコン「ミディアムスタートは正解じゃなかったかな」:マノー F1アメリカGP日曜
2016年F1アメリカGP決勝で、マノーのパスカル・ウェーレインは17位、エステバン・オコンは18位だった。
■マノー・レーシングMRT
パスカル・ウェーレイン 決勝=17位
いろいろな要素を考慮すれば、この週末は十分に満足できるものだった。何度か困難な場面もあったものの、それを克服してしっかりと予選とレースを戦えたのだから。
レースでは、特に難しいことはなかった。クルマの能力も最大限に引き出せたと思う。プラクティスでいくらか走行時間を失ったことを考えるなら、良い結果だったと言える。
ここまでのシーズンの中で、いい思い出になりそうなレースのひとつであることは間違いないよ。チームのみんなと少しは楽しむ時間を持てたし、レースに向けて一生懸命仕事もした。チームにありがとうと言いたい。来週のメキシコも、こんな調子で行ければいいと思う。
エステバン・オコン 決勝=18位
スタートはとてもうまく決まって、たぶん6台くらい抜いたと思う。けれども、僕はオープニングラップが終わらないうちに徐々に順位を下げ、その後はタイヤもあちこちでスライドし始めた。ミディアムタイヤでスタートするのは、あまり良いアイデアではなかったかもしれない。でも、レースの序盤は決して悪くはなかったんだ。
ところが、途中でクルマのどこかにダメージを負ったようで、バランスがおかしくなり始めた。チームもデータに異常を見つけて、ピットストップも利用しながら問題を解決しようと試みた。だけど、クルマはどんどん乗りづらくなり、最後は完走できただけで満足だったよ。
僕としては、もう少しいい結果を期待していたけど、少なくとも2台揃って完走できたのはいいことだ。チームのみんなのハードワークに報いるという意味でね。