去年の豪雨によるイベント運営への大きな損害もあり、2012年の初レース開催からオースティンの観客動員数は減少の一途をたどっていたとエプスタインは語った。

2021年までの開催権を持っているこのコースは今年、ファンへのアピールのためにチケット料金を値下げし、また洪水への保証とシャトルバスサービスの最長待ち時間への保証も加えた。
主催者はまた、若い観客を取り込み売り上げを向上させるべく、土曜日の夜に人気歌手であるテイラー・スウィフトのコンサートも開催した。
それにより、日曜日には週末3日間で史上最高となる269,889人という観客動員数を発表した。
「どんなイベントも初めの年は最大規模になると期待できる」とエプスタインは語った。
「新しもの好きの人々がいるのだからその考えは払拭しないといけない」
「もし成功したGPであるなら、3年から4年過ぎて再び観客数の増加をみるだろう」
「リピーターの来場者が見られるようになったし、地元からの観客も多くなった。中にはこれを好例行事にしている人達もいるようだ」