Q2では決勝スタートタイヤを睨んでメルセデスAMG勢とレーシングポイント勢、ルノー勢がミディアムタイヤでQ3進出を目指す。
ここでハミルトンは1分14秒261でトップに立ち、2番手ボッタスは0.269秒差。しかし同じミディアムのレーシングポイントは1秒差で7番手・8番手に留まった。3番手にはセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、4番手にアンダーステアを訴えるフェルスタッペン、5番手・6番手にはマクラーレン勢が入る。アルボンは1.454秒差で13番手に沈みQ3進出が危うくなる。ガスリーは9番手に滑り込んだものの、「今度は大きな問題が起きている」と再びパワーユニットの問題を訴える。ミディアムのリカルドは10番手につけた。
各車とも残り3分まで待ってコースイン。レーシングポイントはここでもミディアム、リカルドはソフトに履き替えてコースへ向かった。
ここでルクレールが3番手、ノリスが4番手に浮上し、ストロールは7番手、ペレスはタイムを更新できなかったが9番手でQ2突破を決めた。フェルスタッペンは最後に3番手に飛び込んだが、トラフィックの中でのアウトラップとなったアルボンはターン1でオーバーシュートして13番手でQ2敗退。パワーユニットのセットアップ不具合を抱えたまま走るガスリーが10番手でQ3進出。11番手リカルド、12番手ラッセル、14番手オコン、15番手ラティフィというQ2敗退組となった。

