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 マクラーレン・ホンダのジェンソン・バトンは、今年ホンダはパワーユニットの信頼性を高めることができたため、今後は急ピッチでパワー向上に取り組んでほしいと語った。信頼性向上によってマクラーレン側も空力面を大きく進歩させることができるはずだと彼は考えている。

 2015年のマクラーレン・ホンダはトラブルが多発したために開発を思うように進めることができなかった。しかしバトンは、パワーユニットの信頼性がかなり高まったため、マクラーレンもホンダも昨年よりも順調に開発作業を行っていくことができると期待している。

「僕らは改善を果たしたが、十分なレベルではない。今シーズンを通してより大きな改善を果たし、それを確認する必要がある」とバトンが語ったとF1iが伝えた。

「信頼性もデプロイメントもかなり向上した。でも純粋なパワーと全体的なダウンフォースに関してはもっと改善させるために取り組んでいく必要がある」

 バトンはマクラーレンもホンダもまだやるべきことは多く、両者はシーズンのなかで去年よりもずっと速いペースで開発を続けていかなければならないと語った。

「(マクラーレンとホンダの)両方のファクトリーで懸命な作業が続けられている。(パワーユニットは)間違いなく進歩した。でも真の競争力を手に入れるためにはまだやるべきことは多い。デプロイメントは大きく進歩し、他のマニュファクチャラーにかなり近づいた。だがパワーに関してはまだまだ差は大きい。マシンの空力の面でも縮めなければならない差は大きい」
「改善する余地は大きく、たくさんの作業が進行中だ」

「今、重要なのは、パワーユニットに信頼性があることだ。それによって開発ペースをかなり速めることができる。嬉しいことだよ」
「空力面では冬から今までの間にいくらか改善が見られた。それでももっと改善しなければならない。毎グランプリ、ダウンフォースを向上させていくため努力していく。ただのダウンフォースではなく、使えるダウンフォースだ」

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