15:04
ホーナーが握手に行く。
15:04(タイヤ装着締切時刻まで残り30秒)
左前輪タイヤ装着
残り4分38秒
すべての修復作業終了
フェルスタッペン:信じられない仕事ぶりだ。みんな、ありがとう。
15:07
レースエンジニアと握手
15:08(フォーメーションラップスタート1分30秒前)
エンジン始動
15:09(フォーメーションラップスタート45秒前)
タイヤウォーマーが外され、マシンがジャッキから下される。その後メカニックがタイヤの上部にタイヤウォーマーをかぶせる
15:09(フォーメーションラップスタート30秒前)
タイヤウォーマーが完全に外され、メカニックがグリッドから退避。チーフメカニックがサムアップしてフェルスタッペンを送り出す
15:10
フォーメーションラップがスタート
そのフォーメーションラップ中にも、ドライバーとチームの間では緊迫した無線交信が行われた。
ハース:OK、ケビン。よし、いまピットインしよう。
ケビン・マグヌッセン:わかった。ピットインする。もちろん、ドライタイヤだよね。
ハース:そうだ、ドライタイヤに交換するためのピットインだ。
マグヌッセン:OK、ドライタイヤだ。BOX、BOX。
しかし、このピットインの指示が、ドライバー援助を制限する規則に違反すると判断されることになる。
対象的にアルファタウリ・ホンダはダニール・クビアトからの無線に応じず、ドライタイヤに交換するというアドバンテージを得ることはできなかったが、ペナルティは回避した。
クビアト:スタート前にスリックタイヤに変えたい。返事をくれ。変えるか、このままスタートするか。大きな決断だからね。マグヌッセンがピットインしたよ。
アルファタウリ・ホンダ:…………


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(2)に続く