──3連戦は一昨年も一度ありましたが、やはりくたびれるものですか。
本橋CE:いや〜、本当に疲れました。シャットダウン中はちょっとのんびりしていたこともあり、そこからの3連戦はきつかったですね。さっきも言ったように連戦中は現場からファクトリーへの情報発信も、単独開催の時以上に力を入れている。そこも、疲れる要因ですね。
──次戦はいわば地元のイギリスですから、少しは楽になりそうですか?
本橋CE:いや、基本的には、どこでやるかはあまり関係ないです。ファクトリーが地理的に近い分、地の利を活かして有効活用しようとは思っていますが。とはいえ地元だから楽とか、そういうことはないですね。
──感染に気をつけながらの連戦も、疲れを増しますね。
本橋CE:そうですね。今まで気にしていなかった要素ですし、非常に神経を使います。ひとりの感染が、チーム全体に影響する。そこは全員がしっかり意識して、ホテルからの外出もみんな控えてますし、消毒やうがいも頻繁に行っている。せっかく素敵な場所に滞在しても、外で伸び伸びと食事できないのは辛いですけどね。
ただそういう状況でもレースが開催できたわけですし、そこで最大限のパフォーマンスを発揮するのが、我々の使命だと思っています。

