投稿日: 2020.08.14 15:48
更新日: 2020.09.10 19:31
更新日: 2020.09.10 19:31
F1技術解説第5戦編:冷却系に異常発生。マクラーレンは原因つかめず、カウル後部を広げて対応
翻訳・まとめ 柴田久仁夫
先週末シルバーストンで行われたF1第5戦70周年記念GPでは、マクラーレンのカルロス・サインツJr.とランド・ノリスは同じエンジンカウルを使用していなかった。カウル後部の開口部が、サインツJr.車の方がずっと大きかったのである。空力的には明らかに不利になるが、それに目をつぶって冷却を優先させたということなのだろうか。
「カルロス車の方に、異常が検出されたんだ」と、マクラーレンのテクニカルディレクターを務めるジェームズ・キーは言う。