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●F1直下のカテゴリーで日本人が大活躍

 こちらは昨日の予選後に行われたFIA-F2フィーチャーレース。18番手スタートだった松下信治(MPモータースポーツ)が巧みなタイヤマネジメントで着々とポジションを上げ、レース終盤に訪れたセーフティカー導入のタイミングでタイヤを交換し、気が付けば3番手に浮上。

 直後に2番手へポジションを上げ、トップには角田裕毅(カーリン)という日本人ドライバーがワン・ツー体制を形成する展開に。

 その後、角田を交わした松下がトップでチェッカーを受け、今シーズン初優勝を飾った。

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Yes yes yes ❗️ Bottom to the TOP? P18 to P1, Mega pace during the first stint which gives us big confidence and of course luck was with us today but I’m happy to take it !! Thank you to the @officialmpmotorsport for all the hard work. まさに地獄からの天国。 どんな時も諦めない、言うのは簡単だけど、この連戦の状況で、悩みに悩んでいました。でも僕には応援してくれる人たちがいて、今年僕はここでレースが出来ているので、辛い状況だからといって諦めたら全ての人の想いが無になってしまう。それだけは絶対にしたくありませんでした。 今日優勝しましたが、これを転機にしなければなりません。引き続き頑張ります。

N O B U // 松下信治(@nobu_mat13)がシェアした投稿 –

 優勝とは行かなかったが、ライバルの猛攻をしのぎ切った角田は4位でフィニッシュ。F1参戦に必要なスーパーライセンスポイントを獲得するにはランキング4位以内がマストとなり、今回のレースでランキング5位へ浮上した。

●予選の出来事を総チェック

 例年5月に開催されるスペインGPだが、異例のシーズンを過ごす今年は真夏のレースだ。予選の気温は30.6度、路面温度は49.3度、ドライアイスが大活躍しそうな暑い一日となった。

 FP3でハースのケビン・マグヌッセンを避ける形でクラッシュしてしまったルノーのエステバン・オコン。この一件はレーシングアクシデントとしてお咎めなしの裁定となった。

 FP3後に会話をしながら歩くふたりの様子を見る限り、和解しているようで何よりだ。

 ここまで不調が続くフェラーリ。特に深刻なセバスチャン・ベッテルに対しチームはシャシー交換を実施。しかし願いもむなしく、予選の結果は12番手と大きな改善には至らなかった。

 決勝レースでの挽回を祈るばかり。

 Q2でもっとも注目を集めたのはアルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリー。ライバルがタイムアップできずに苦しむなか、会心のアタックを決めて5番手タイムを記録。これにはガスリーも大喜びだ。

◾️ストロール「アイスクリームがあるといいな」

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