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投稿日: 2016.10.30 12:10

マクラーレン「当然不満が残る結果。しかしふたりならここから入賞をつかむ」/F1メキシコGP土曜


F1 | マクラーレン「当然不満が残る結果。しかしふたりならここから入賞をつかむ」/F1メキシコGP土曜

 2016年F1メキシコGPの土曜予選で、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは11位、ジェンソン・バトンは13位だった。

■マクラーレン・ホンダ・フォーミュラ1チーム
レーシングディレクター エリック・ブーリエ
 メキシコGPはF1の歴史の中で、1962年の非選手権戦を除き、16回しか開催されていないが、マクラーレンはここで3回の勝利を収めている。それに並ぶのはロータスとウイリアムズだけで、その他すべてのチームの戦績を超えている。

 それを思えば、今日の11位と13位にはもちろん満足していない。素晴らしい伝統と名声を築いてきた我々チームにとってふさわしい予選パフォーマンスではないからだ。しかしQ3に進むことができないのであれば、これがほぼベストなリザルトであることは確かだ。

 11位のフェルナンドは決勝に向けてタイヤ戦略を自由に選ぶことができる。彼の前からスタートする10人のドライバーたちにはできないことだ。しかもグリッドのクリーンな側につく。これほどダスティなアスファルトであることを考えれば、それも大きなアドバンテージになるかもしれない。ジェンソンもフェルナンドの後ろの13位からスタートするので、同様のアドバンテージを得る。

 すべてを考えあわせると、ダブル入賞を期待できる理由があると思う。決して楽ではないだろうが、戦士としての不屈の姿勢では他には引けをとらないふたりなので、トップ10フィニッシュを成し遂げるべく、すべての力を注いで走ってくれるだろう。


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