セーフティカーの原因となったアントニオ・ジョビナッツィさん。
横滑り~のカウンター当て~のカウンター当てすぎ~ので、タイヤバリヤにクラッシュしてしまいました。
そのクラッシュで外れたタイヤがヒットして、ジョージ・ラッセルさんもリタイアです。
ラッセルさんに、後ろからも破片がコツンとぶつかっていましたよ……。ひぃ。
おふたりとも怪我がなくて本当によかった。
そのクラッシュする前のジョビさんを、ライコさんが生き生きと追いかけまわしておられまして。
チームメイトバトルがクラッシュの原因じゃないかと、ビクビクしていたのはわたしだけではありますまい。
リプレイを見るまで、生きた心地がしませんでした。
その我らがキミ・ライコネンさん。
スパといえばライコさん、ライコさんといえばスパ王でございます。
呪われしフェラーリパワーユニットながら、今回は始終楽しそうに走られていた気がいたします。
ライコさんは、本当にスパが好きなんだろうなぁ。

そして16周目。ついに16周目。
ついに本家フェラーリのベッテルさんを抜かしましたよーーーーーーーー!!!!
リプレイありがとうございます。
この映像だけで白飯3杯は食べれます。
やっぱりスパで走るライコさんはいいものだ!
夢にみた10位ポイント圏内にも入れました……、が、一時の夢で終わりましたねぇ。
人の2倍働くペレスさんに抜かれ、ガスリーさんにも抜かれてしまいました。
結果12位でゴールでございます。
でもフェラーリファミリーのなかでは一番上ですよ! フェラーリ選手権では優勝です。
アルファロメオで、今望みえる最高の位置でございました。
ところでライコさんの「右足に水がある」無線はなんだったのでしょうかね。
ライコさんが右足湿らせながら走っていたかと思うと、それもまた感慨深く。
濡れ煎餅ならぬ濡れライコネン、まだまだノーポイント更新中!
フェラーリのおふたりは、始終苦労されておられまして。
今回のフェラーリさんは、戦略以前にクルマがクソ(失礼)でございました。
ドライバーの力量でどうにかできる範疇を超えている……!
フェラーリの聖地モンツァでは、改善されているといいのですが。

今回、ハミルトンさん、ボッタスさん、フェルスタッペンさんの上位3人は、タイヤチキチキレースだったんですね。
レース後のコメントを見て、なるほどとうなりましたよ。
リカルドさんがこれまた、いい仕事をされておられまして。
タッペンさんをうまい具合に追い詰めながらの、ファステストポイントゲットです。
リカルドさん、久しぶりに楽しいレースだったのでは。
レース後、『ワカンダフォーエバー』ポーズで、チャドウィック・ボーズマンさんを追悼したハミルトンさん。
ハミルトンさんの思いは、ティチャラ陛下に届いていることでしょう。
追悼ではじまり、追悼で終わったスパ・フランコルシャンサーキット。
奇しくもいろんな人の思いが交差した、ベルギーGPでありました。
さて、次回のイタリアGPはお休みさせていただきまして、トスカーナGPでまた書かせていただく予定でおります。
それにしてもムジェロ、楽しみですねぇ。
ついに観客ありのレースでございますよ!
チケット価格がモナコGP以上らしいですが、フェラーリファンの愛が試されますな……。
それではまた!

