投稿日: 2020.09.07 15:34
更新日: 2020.09.07 16:41
更新日: 2020.09.07 16:41
レッドブル・ホンダ分析:DRSトレイン、PUトラブル、接触&ペナルティ。苦難続きで優勝争いに絡めず
Masahiro Owari
1周5.793kmのコースのじつに84%もの距離をアクセル全開で駆け抜けるモンツァは、一見オーバーテイクしやすいサーキットのように思えるが、意外とオーバーテイクが難しいサーキットでもある。
それはイタリアGPでは1ストップになることが多く、そうなるとタイヤの状態が同じになって、なかなかラップタイムに違いが出ず、オーバーテイクが仕掛けられないからだ。
こうなると、レースでは1列の隊列ができ、たとえDRS圏内に入っても、前を走るマシンもDRSを使用するため、抜きどころでDRSを使ったアドバンテージを得にくくなる。これを、レース関係者は『DRSトレイン』と呼んでいる。