「人生のすべてに始まりがあれば終わりもある。7年間このチームと共に過ごしてきたが、彼らとの時間は今シーズンの後に終わることになる」とペレスはコメントしている。
「非常に厳しい時期にもチームを信じてきたので、辛い思いはある。僕らは苦難を乗り越えた。チームの仲間たちの職を救ったことを僕は誇りに思っている」
「ともに経験した素晴らしい瞬間、友情、常に全力を注いだという満足感を忘れることはないだろう」
「ビジャイ・マリヤからチャンスを与えられたことに対する感謝の気持ちはずっと忘れない。彼は2014年に僕を信頼し、フォース・インディアとともにF1キャリアを続けることを可能にしてくれた」
「ローレンス・ストロールが率いる現在の運営陣の今後の幸運を祈る。彼らは現在アストンマーティンのプロジェクトに取り組んでいる」
「僕にはプランBはない。ここでレースを続けていきたいと思っている。ただ、1周1周自分の力を100パーセント注ぎ続けるモチベーションを与えてくれるプロジェクトを見つけられるかどうかにかかってくる」
「この10年間応援してくれたすべての人達に感謝する。家族は何が起きようとも僕を支え続けてくれた」
「僕のプロジェクトを信じてくれたすべてのスポンサーやスタッフにお礼を言いたい。そして何よりこのF1という素晴らしい冒険を経験する機会を授けてくれた神に感謝する」
「近いうちに皆さんにいいニュースをお伝えできることを願っている。だが今は、共にレースを楽しんでいこう」
「いつも皆さんのことを思っている」

チームは「レーシングポイントの全員がセルジオの長年のハードワークと貢献に感謝し、今後の成功を願っている」とし、チームのCEOおよび代表のオットマー・サフナウアーは次のようにコメントした。
「チェコは7年間、シルバーストンに拠点を置く我々チームのファミリーの一員だった。その間に彼は最も完成されたF1ドライバーのひとりに成長した」
「土曜にも日曜にも極めて速く、粘り強いレーサーとしての評価を確立した。我々は彼と素晴らしい瞬間を何度も共有した。表彰台のチャンスがわずかでも訪れれば、チェコはそれに飛びつく準備ができていた。5回の表彰台は我々チームの歴史のなかで最高の日々を象徴するものである」
「マシンを離れたチェコは、優れた人柄の人物で、いい友人である。彼とこれほど長く共に働けたことは我々にとって喜びだ」
「今年の終わりに別れを告げることになるが、まだ9戦が残っている。チェコが我々チームと共に特別な思い出を作る機会はまだたくさんある」