──先週の初優勝後、「レッドブルに復帰できる準備はできている」とコメントしていました。今日の予選結果が、復帰に影響を与える可能性は?
ガスリー:レッドブルのこととか、そういうのはあまり考えないようにしている。今はとにかくアルファタウリ・ホンダで、最善の結果を出すことだけに集中しているからね。レッドブルの上層部の人たちとも、その種の話は一切していない。
──ホンダはレッドブルとアルファタウリを、同等のワークスチームとして扱っています。一方でレッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、「アルファタウリはもはやジュニアチームではなく、姉妹チームだ」と発言している。アルファタウリが今後、レッドブルと互角の戦闘力を発揮する可能性もあるのでは?
ガスリー:もちろんコンスタントにトップ争いできることが、アルファタウリの望みだよ。ただそのためには1年や2年ではなくもっと長い時間が必要だし、今以上の設備投資も求められる。
──とはいえあなたの今後の選択肢としては、アルファタウリ・ホンダで頂点を目指すこともあるのではないでしょうか?
ガスリー:いい質問だね。その可能性は、十分にあると思う。ずっと一緒にやって来た彼らと頂点に立てたら、それは最高だ。考えるだけで、興奮するね。
でもレッドブルグループのなかでレッドブルが上にいるのは、厳然たる事実だからね。シーズン真っ最中の今は、そういう長期的なことはあまりちゃんと考えられない。

