「2017年にF1でレースをするなんて信じられないほどすごいことだ。僕の能力に信頼を示してくれたウイリアムズには感謝してもしきれない」
「F1でレースをすることは子どものころからの夢だった。カートを本格的に始めた時から、F1が最終的な目標だった。特に2014年に4輪レースを始めてからはそれを目標にしてきた」
「2017年は学習の年になるだろう。僕の向上のためにウイリアムズが共有してくれるものはすべて吸収したい。1戦1戦、1周1周、物事に取り組んでいき、F4やF3に初参戦した時の経験を生かして進歩していければと思っている」
「この2年間、FIAヨーロピアンF3選手権に参戦したことでステップアップの準備はしっかりできたと思う。でも僕はまだ若いし、学ぶべき要素は多い。8月から2014年型ウイリアムズFW36で何度か走行し、すごくうまくいっている。信じられないほどのパワーだ。マシン、すごく大きなダウンフォース、DRS、タイヤマネジメント、リズムや限界を見つけることについて学んでいるところだ。走行を重ねるごとに快適に乗れるようになってきている」
「僕はカート、F4、トヨタ・レーシングシリーズ、そして最近ではF3で成功を収めてきた。参戦したすべてのカテゴリーでタイトルを獲得した。だからF1に昇格するチャンスを得たのだと信じている。ここまで来るためにサポートしてくれたすべての人たちに心から感謝する」
彼が豊富な資金によりシートを手に入れたと考える者もいるがそれに対する意見は、とストレートに聞かれたストロールは「人にはそれぞれ意見があり、僕がそれを変えることはできない」と答えた。
「僕の家は裕福だ。それは否定するつもりはない。でも僕は今まで参戦したシングルシーターのカテゴリーすべてでタイトルを取ってきた。だからF1に昇格するチャンスを自分自身で勝ち取ったのだと信じている」
「今はFIAがスーパーライセンス取得の基準を設けている。だからF1シートを金で買うことはできないんだ。ジュニアカテゴリーで勝って、自分で力を証明しなければならない」
「これ以上、何を言えばいいのか分からないよ。金のおかげでここにいるのではないといつ証明できるかは言いたくない。いろいろな状況が整う必要があるからね」
「自分のやるべきことだけを心配していく。ここにいられてハッピーだし、来シーズンが楽しみだ」