更新日: 2016.11.10 10:33
ザウバーF1、可夢偉/ペレス時代のアプローチに戻り、最下位脱出を
「独自のアプローチを採らなければいけません」とカルテンボーンは言った。
「戦略について言えば、他とは違うことを試す必要があります。主流となる戦い方をしていたら、チャンスをつかんでポイントを稼ぐのはかなり困難だと分かっています」
「とにかく常識にとらわれない発想をすることです。そうでなく安全な行動を取り続けていたら、いい結果は出せないでしょう」
「確実に今の(下位)グループから抜け出し、そのグループのトップに立つ必要があります。うまくいくときもいかないときもありますが、オースティンでは悪くなかったですね」
「ドライバーたちが戦略に沿ってやるべきことをし、うまく戦略を機能させたのです」
「予期しないことが起きたり、チャンスが巡ってきたときに、それを利用できる位置にいなければなりません」
「2012年には常にリスクのあるアプローチを採らなければなりませんでした。予選順位は16位、17位、18位あたりが多くても、そういうアプローチによって何度か表彰台に上ったのです」
「常にその時の状況によって、どういう戦略を採るかを決めるのです」
カルテンボーンは、今年のザウバーがもっと早くからそうした大胆な戦略を採っていたら、今ごろは得点できていたはずだと考える。
「これまでのレースの多くでそうしたアプローチを採っていれば、うまくいっていたかもしれません」と彼女は認めている。
「例えばバクー(ヨーロッパGP)でそういうアプローチをしていたら、ポイントを獲得できる位置に立っていたでしょう」
「私たちのマシンにはそれができますし、ドライバーたちも実力を出しています。ストラテジストも正しい判断をしています。もうすぐ成果が出せるというところまで来ているのです」
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