更新日: 2020.11.05 18:05
【ブログ】わずかな感覚でリミットを計っているドライバーに関心/F1自宅特派員エミリア・ロマーニャGP編
Q2では、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンさんから「ノーパワー」発言が。
残り5分ぎりぎりアタックで4番手タイムを出せましたが、走れなかったらどうしようと終始ドキドキしておりました。
セバスチャン・ベッテルさんとランス・ストロールさんは、はみだし刑事に見つかってQ2敗退でございます。
Q3ではガスリーさん絶好調! の4番手に。
さすがストレスフリー! 決勝も気持ちよく走っていただきたい。
バルテリ・ボッタスさんは、0.097秒差でルイス・ハミルトンさんから逆転ポールをもぎ取りましたよ。
意気込みは『今度こそ俺が主役』ですね、わかります。
エミリア・ロマーニャGP決勝。
お空にはイタリア空軍さんの、おなじみユーロファイター・タイフーンが気持ちよく飛んでおりまして。
今回、急遽無観客となってしまったイモラ・サーキット。
チケットを購入していたお客さんたちは、さぞやがっかりしたことでしょう。
イタリア国歌斉唱は、三大テノールのイル・ヴォーロさんではありませんか!
当たり前だけど歌がうまい。尋常じゃなくうまい。
……歌がうまいと人生楽しいだろうなぁ、なんて思ってしまうのは、わたしが音痴だからでございます。
そうよわたしは、リズム勘を母上のおなかに忘れてきてしまった女。
ちなみに運動音痴でもありまして、忘れ物が多い人生でございます。
決勝スタート。
タッペンさんがハミルトンさんを抜いて2番手に浮上いたしましたよ!
ボッタスさんも、首位をキープしておられます。
ストロールさんとエステバン・オコンさんが接触。
ストロールさんはピットインされましたが、フロントウイングの破片がいつまでもコース横に放置されておりまして。
あれマジックハンドがあれば、安全に回収できるんじゃないかしらと考えてみましたが、マジックハンドの長さ3メートル超えるな……。
オープニングラップはこんな感じだったのですが、ライコさんについて語らせてください
ミディアムタイヤでスタートされたライコさんは、黙々と走り続けられました。
みなさまが次々とピットインするにしたがって、ライコさんの順位もあがっていくのですが、
18番手からはじまって、17周目で7位、20周目で6位、29周目で5位、ごごご5位ーーーーーー。
もし今このタイミングでセーフティカーがでちゃったりしたら? と毎周回妄想する我。
そろそろタイヤ交換してもいいタイミングなんだけれどもと、
一億総監督のわたしが頭を悩ませているときに事件発生。
28周目、オコンさんがコース脇にクルマを止めたーーーーーーー!
セーフティカーチャンスが、やってきてしまいました……。
しかし待てど暮らせど、セーフティカー出動の表示はでず。
やっと30周目にバーチャルセーフティカー表示がでたと思ったら、一瞬でエンディング。
ハミルトンさん1台だけピットへ滑り込めましたが、ベツ・ライ・ラティフィ3兄弟は恩恵に授かれませんでした。まーぼーろーしー。
それでもライコさんは耐えに耐えて、ついに49周目でピットイン。
新品ソフトタイヤに履き替えましたならば、51周目タッペンさんがタイヤバーストのためコースオフのちリタイアに。
ここでまた、セーフティカーの登場です。
あと数周、待っていたならばーーーー、と床を回転する我。
とまあ、セーフティカー運はことごとくなかったのですが、次々とリタイアするなか、無事生き残りましての9位!
ソフトタイヤの見せ場は作れませんでしたが、結果オーライでございましょう。
ドライバー・オブ・ザ・デーはライコさんでございました。うれしい。