投稿日: 2016.11.12 17:00
更新日: 2016.11.12 17:48
更新日: 2016.11.12 17:48
F1 Topic:メディアセンターは改悪?来季開催が暫定的なインテルラゴス
Text : Masahiro Owari
ただし、地元メディアによれば、「10月にサンパウロで市長選挙があり、レースに消極的な政党から立候補していたジョアン・ドリア・ジュニオールが新市長が当選したため、予算が削減されるだろう」と改築はおろか来年以降のグランプリ開催そのものにも懐疑的な見方を示していた。
来年のカレンダーで、ブラジルGPは暫定扱いとなっており、もし今シーズン限りでF1から引退するマッサに続いて、ナッサもシートを失うようなことが起きると、ブラジルGP消滅の可能性が一気に現実的になってくる。
今回、治安が悪いブラジルGPに珍しくバーニー・エクレストンの姿があったのも、来年以降の開催に関するなんらかの話し合いが持たられたためだと思われる。
ブラジルGPが初めて開催されたのは1973年。それ以来、ずっと開催され続けてきたブラジルGPは、いまではフライアウェイラウンドの中でもっとも長い歴史を持つ伝統のグランプリとなった。果たして、来年私たちは改築されたパドックを訪れることができのだろうか。その答えは、いまは誰にもわからない。