更新日: 2020.11.27 15:33
ホンダF1田辺TD会見:気持ちも新たに中東3連戦へ「前回の結果を引きずらずにレースに立ち向かえる」
──ヘルムート・マルコ博士が最近、来日したというニュースが流れました。再来年以降のパワーユニットの件で、何か進展はあったのでしょうか。
山本雅史マネージングディレクター(以下、山本MD):確かに先週金曜日、日本でミーティングがありました。ただまだ話し合いの最中で、特に結論は出ていません。
──山本さんも、参加していたのですか?
山本MD:出ていません。帰国すると、バーレーンに来れなくなってしまいますし。
──進展はないとのことですが、デッドラインは11月末という観測もあります。
山本MD:いや、ホンダ側は特に、デッドラインは設けてません。レッドブルとしては早く決めて、次の行動に移りたいということだと思います。そのためになるべくいい話し合いがしたいと。今後も継続的に話し合いをしますから、みなさんに早く報告できればと思っています。現状も悪い方向に向かっているとは思っていませんが、まだ何も結論は出てません。
──ホンダeのCMにピエール・ガスリーが起用されました。舞台裏を、ちょっと話していただけますか。
山本MD:はい。あれはイタリアで撮影されたのですが、ホンダヨーロッパの人たちと相談して、ガスリーの起用を決めました。フランスやイタリアを中心に作ろうということで、ガスリーはフランス人ですし、なおかつミラノに住んでいますしね。彼が適任者かと。
当初はもっと早く製作する予定だったんですが、コロナで10月までずれ込んでしまいました。ちなみに撮影地には、ファエンツァも入ってます。よく見ると最後の方で、一瞬アルファタウリのファクトリーも映り込んでいます。