更新日: 2020.12.04 20:54
ミック、2021年のF1デビューに不安なし「ハースの復活を少しも疑っていないよ」【ミック・シューマッハー インタビュー】
──ハースはこの2年不振に沈み、2021年はルーキーふたりでの再出発です。そのことに不安は感じてない?
シューマッハー:全然。ハースは実績も経験もあるチームだし、スタッフも素晴らしい人たちばかりだ。不安はないし、来季の復活を少しも疑っていないよ。
──2021年のチームメイトとなるニキータ・マゼピンとはF2でも戦ってきた相手ですが、来季は彼を凌ぐ速さを発揮できそうですか?
シューマッハー:ニキータとは2013年からの古い付き合いになる。トニーカートで、チームメイトだったこともある。最高峰のカテゴリーで、再びいっしょに走れることにすごく興奮しているよ。来季からは彼と戦うというよりは、一緒にチームを盛り立てて行けたらと思っている。
──カーナンバーは、すでに決めた?
シューマッハー:47に決めた。
──理由は?
シューマッハー:少し愉快なミックスなんだけど、まず4と7が僕の好きな数字なんだ。4はF3チャンピオンになったときの数字だし、7はすごく身近な数字でもある。でも両方ともすでに取られているし、それじゃあと47にした。僕の家族の誕生日をすべて足すと、47になるしね。
──F1デビュー年は、特に何を心がけようと思っていますか。
シューマッハー:自分のドライビングに、さらに磨きをかけること。F1の世界に慣れること。そのためにハースというチームからデビューできるのは、最良の選択肢だと思っている。そして何よりも、さっきも言ったように、ハースの戦闘力を上げることだね。
──もし最終戦アブダビGPでロマン・グロージャンに代わって参戦することができるとしたら、その準備はできていますか。
シューマッハー:自分としては、準備はできていると思いたい。3回のフリー走行があるから、学ぶには十分だ。ぶっつけ本番だし、決して簡単な挑戦だとは思わない。でも来年に向けての、いい準備にもなるよね。