共に今シーズン限りでハースF1を去るロマン・グロージャンとケビン・マグヌッセン。前戦バーレーンGPのクラッシュでケガを負ったグロージャンは最終戦の欠場が決まり、ひと足先に卒業。3年間チームメイトとして戦った友情の証にヘルメット交換を行った。
バーレーンGPで大クラッシュを喫したロマン・グロージャンに代わりハースからF1デビューとなったピエトロ・フィッティパルディ。来季のハースF1はニキータ・マゼピン&ミック・シューマッハーのコンビが発表されたため、ピエトロは今季のみの代役となる。
ハミルトン不在のレースで優勝も期待されたマックス・フェルスタッペンはシャルル・ルクレールとの接触を避けコースアウト、オープニングラップで姿を消してしまった。
ラッセルの代役として急遽ウイリアムズF1からデビューとなったジャック・エイトケン。すぐにシートを獲得することは難しそうだが、近い将来のF1レギュラードライバー候補のひとりだ。
セバスチャン・ベッテルにとっては次のレースがフェラーリF1での最終戦。母国の英雄ミハエル・シューマッハーのように跳ね馬でタイトルを獲得する夢は叶わなかったが、6シーズンの有終の美を飾りたい。