F1ブラジルGP予選トップ10ドライバーコメント
2016年F1第20戦ブラジルGP予選トップ10に入ったドライバーたちが土曜日を振り返った。
■メルセデスAMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム
ルイス・ハミルトン 予選=1位
今週末はずっといい感触を持っている。今日は予選のすべてのセッションでトップに立ち、走行するたびにタイムを見つけていった。すごく満足している。
ここはシーズン中、全長が最も短いサーキットのひとつだから、ほんの少しのマージンでも大きな差につながるんだ。
完璧にまとめるのがすごく難しいコースだ。たとえば、今週末、セクター1は常によかったのに、予選ではうまくやれなかった。ラップが短いから、最初のフライングラップに向けてタイヤの準備をするのも楽じゃない。つまり最初の3つのコーナーはタイヤがちゃんと温まっていない状態で走ることもあるんだ。
忍耐力を持って、あちこちで攻めすぎないようにしなければならず、そのへんをいいバランスで走る必要がある。
今週末は、すべての面で、そしてどんなコンディションでも、自分はいい状態だと感じる。完璧な形で準備を整えて明日に臨むつもりだ。その上で展開を見ていく。
ここでポールを取ったのは今回で2回目にすぎない。いつもこのサーキットでは苦労してきた。だからこそ、今日はトップに立ててうれしい。
■メルセデスAMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム
ニコ・ロズベルグ 予選=2位
神経が張りつめるような予選だった。1周ごとにタイムを更新することができて、いい感触を持ち、とてもいい流れになっていた。いいバランスもいいリズムも見つけ、すべてが本当にいい状態だった。
最後のランでもまたタイムを更新することができたが、最終的にルイス(・ハミルトン)の方が少し速かった。でももうそれは終わったことだし、明日戦って手に入れられるものはいくらでもある。この位置からでも間違いなく優勝は可能だ。
スタートには常にチャンスがあるし、戦略を使うこともできる。明日は面白いレースになるだろう。
今朝試したロングランもすごくよかったから、ブラジルの素晴らしいファンの前でいいレースをするのを楽しみにしている。
(FIA記者会見で「インテルラゴスではスタート直後にアクシデントが発生するリスクが比較的高いから、それなりのポジションで1周目を終えられたらほっとするのではないか」と聞かれ)そんなことは全然考えてない。ターン1でルイスをつかまえるために攻めていくつもりだ。そういうプランだよ。ターン1までの距離が短いから簡単ではないだろうけど、全力を尽くす。