更新日: 2020.12.12 23:43
レッドブル・ホンダのフェルスタッペンが今季初ポールを獲得。接戦でメルセデス勢を上回る【予選レポート/F1第17戦】
決勝のスタートタイヤを決めるQ2では、ソフトのデグラデーションが大きいだけにメルセデスAMG勢、レッドブル勢、ルノー勢、フェラーリ勢、カルロス・サインツJr.(マクラーレン)がミディアムでコースインする。
ここでトップタイムを記録したのはハミルトンで1分35秒466、ボッタスが0.061秒差の2番手。ソフトタイヤのランド・ノリス(マクラーレン)が0.383秒差の3番手に入り、ミディアムのサインツJr.が0.726秒差の4番手、最終セクターでタイヤがタレたと訴えるフェルスタッペンはは0.770秒差の5番手となり、アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)はターン20と21でトラックリミット違反を犯して4番手タイムの抹消となった。リカルドも最終コーナーで僅かに白線からはみ出してタイム抹消となった。
各車が1回目のアタックを終えた時点で最後尾スタートのペレスがコースインし1周だけ走ってピットに戻る。
残り3分で各車がコースインし、フェルスタッペンとルクレールだけがミディアム、それ以外はソフトタイヤで2回目のタイムアタックを行う。Q2突破が確実なメルセデスAMG勢はQ3に向けた偵察走行だが、Q1で2セットを使ったハミルトンはここでは中古ソフトでのアタックとなる。
フェルスタッペンは3番手タイムでミディアムスタートを決めたものの、新品タイヤを使い切った。アルボンは4番手でQ3進出を決めたが、ソフトスタートとなった。マクラーレン勢、アルファタウリ勢、ルクレール、ストロールがQ3進出を決め、11番手エステバン・オコン(ルノー)、12番手ダニエル・リカルド(ルノー)、13番手セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、14番手は最後にトラックリミット違反を犯したジョビナッツィ、15番手はノータイムのペレスというQ2敗退組となった。
![セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)](https://cdn-image.as-web.jp/2020/12/12233610/asimg_XPB_1074810_1200px_5c5fd4d5598d685-660x441.jpg)
![セルジオ・ペレス(レーシングポイント)](https://cdn-image.as-web.jp/2020/12/12233426/asimg_XPB_1074837_1200px_2b5fd4d4f1e77f3-660x439.jpg)