ウイリアムズ・レーシングは1月22日、2009年F1チャンピオンであるジェンソン・バトンをシニアアドバイザーとしてチームに迎え入れることを発表した。契約期間は複数年であるという。
バトンにとってウイリアムズは、2000年にF1デビューの機会を与えてくれたチームでもある。当時20歳のバトンはデビューシーズンに4位を含む9回入賞し、ランキング8位を獲得した。翌年にはベネトンに移籍、ルノー、BAR、ホンダを経て、2009年にブラウンGPでタイトルを獲得、2010年からF1キャリアを終える2017年までマクラーレンで走った。バトンはF1で優勝15回、ポールポジションは8回獲得している。F1キャリア後には日本のスーパーGTに2018年と2019年にフル参戦(2018年にはチャンピオンを獲得)。2020年にはブリティッシュGTに自身が共同オーナーの『ジェンソン・チーム・ロケットRJN』で参戦した。近年ではF1の解説者としても活躍している。