投稿日: 2021.02.12 16:56
更新日: 2021.02.12 17:00
更新日: 2021.02.12 17:00
【連載解説】2021年F1新技術レギュレーション(2)ダウンフォース削減狙ったフロアとディフューザーの変更点
翻訳・まとめ 柴田久仁夫 / autosport web
Kunio Shibata
次世代F1マシン導入を前にし、2021年には昨年型のシャシーが持ち越され、開発が厳しく制限される。そのための規定を含め、技術レギュレーションにはいくつか重要な変更がなされた。その主な変更点を全4回にわたって紹介していく。第2回では、ダウンフォース削減を狙った新規定についてまとめた。
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ボディワーク内部の開発に大きな制限を加えられていることに比べれば、空力エンジニアたちははるかに大きな自由を享受できる。ほぼすべての空力パーツに、改良を加えることができるからだ。前後のウイング、バージボード、フロア、ディフューザーなどが、自由に開発できるのだ。ただしノーズは構造パーツでもあるため、制限がかかっている。同様に足回りも、構造パーツとみなされる部分に触れることはできない。