グループCと並んで、来場したファンの心を掴んでいたのは、アルファロメオやティレル、ロータスといったレジェンド級のF1マシンによるデモレースだ。1967年型の葉巻型F1、クーパー マセラティT86から、2003年にミハエル・シューマッハーがドライブしチャンピオンを獲得した、フェラーリF2003GAまで様々な年代のレジェンドF1が共演し、美しいエキゾーストノートを秋の鈴鹿に響かせていた。






その他にも、ロータスやブラバムなど1960年代のフォーミュラカーによるヒストリック・レース、『Historic Formula Register』、ロードレース世界選手権の250ccクラスで活躍したGP仕様のバイクの走行も行われ、パドック裏やイベント広場ではクラシックカーの展示も行われるなど、モータスポーツ好き、クルマ好きが1日楽しめるイベントとなった。


なお、イベント2日目となる20日(日)は、1991年のル・マン24時間を制したマツダ787Bの走行も予定されており、“ミスタール・マン”こと寺田陽次郎氏が伝説のロータリーサウンドを響かせながら星野一義、長谷見昌弘らと共演するファン垂涎のシーンが見られるだろう。