投稿日: 2021.03.09 09:03
更新日: 2022.03.17 13:32
更新日: 2022.03.17 13:32
F1、2021年シーズンよりアストンマーティンのセーフティカー&メディカルカーを使用。メルセデスも継続
autosport web
一方メディカルカーは、ヴァンテージにも搭載されている4.0リッターのツインターボV8エンジンを搭載し、最高出力は550PS、最大トルクは700Nm。4.5秒で時速100kmに到達し、最高速度は時速291kmだ。
車内には大型の医療バッグやAED、消火器(2台)など様々な装備が積まれているが、基本的に作りは市販車両と同様だ。ただしリヤシートの中央席を除いて4人乗りとなっており、それぞれの席に6ポイントのセーフティハーネスを備えている。運転するのはアラン・ヴァン・デル・メルヴェで、F1のメディカル・レスポンス・コーディネーターで医師のイアン・ロバーツ、地元の医師も乗り込む。
アストンマーティンのセーフティカーとメディカルカーは、3月12日(金)からバーレーンで行われるプレシーズンテストより使用される予定だ。
なお、これまで通りメルセデスもセーフティカーとメディカルカーの供給を続ける。セーフティカーはメルセデスAMG GT Rで、メディカルカーはメルセデスC 63 S エステートだ。
メルセデスAMG GT Rは4.0リッターのツインターボV8エンジンを搭載し、0〜62mph(約時速99km)までの加速は3.6秒という性能を持つ。またメルセデスC 63 S エステートはDBXと同様に、医療設備を整えた車両となっている。カラーリングは昨年までシルバーだったが、2021年からはレッドに一新される。
1 2