2021年はレッドブル、アルファタウリともにドライバーラインアップが変更になり、レッドブルにはセルジオ・ペレスが加入。そしてアルファタウリには、角田裕毅がFIA-F2からステップアップを果たした。
7年ぶりの日本人F1ドライバーである角田については、山本MDもトスト代表から高く評価していることを聞いており、今後のモータースポーツの発展のためにも、フェルスタッペン、ペレス、ガスリー、そして角田4人を大いに盛り上げていきたいと語った。
「(角田について)フランツからは『走るたびに学び、フィードバックがいい』と聞いていて、安心してテストの話もメールで聞いています。初めてライバルと走るテストは非常に重要になるし、楽しみです」
「(ホンダF1の)最後の年ということで、第2期の16戦15勝のようにはいかないとは思いますが、『最後の年はすごかったね』とみなさんの記憶に残るようなシーズンで終えたいです。またメーカー側がうまく立ち回って日本のモータースポーツを盛り上げたいなと思います。その頂点のレースであるF1は、今年は鈴鹿でも開催されるでしょうし、そういう意味でも角田選手には大きなひとつのファクターとして若い子供に夢を与えられるような存在になってほしいです」
すでに報道されている通り、2022年からレッドブルは『レッドブル・パワートレインズ』を設立してホンダの知的財産であるPUを使用することが決まっている。ホンダのロゴを目にするのは2021年までとなるが、最後に有終の美を飾ることはできるだろうか。新骨格のPUを投入して戦うホンダとレッドブル、アルファタウリの2021年シーズンを楽しみにしたい。




