■フェラーリ(SF21)
午前中はシャルル・ルクレール、午後はカルロス・サインツJr.が担当。ルクレールはセッション終盤にコース脇でストップ。赤旗の原因となった。チームによると、テレメトリーで燃焼系の異常が見つかったために、ルクレールにマシンを止めるよう指示したという。ルクレールは59周のなかで1分33秒242(C3タイヤ)で17人中11位となった。
マシンをチェックした後に、サインツが走行をスタート。サインツは57周を走り、1分31秒919(C3タイヤ)をマークして5位となった。

■アルファタウリ・ホンダ(AT02)
午前はピエール・ガスリー、午後に角田裕毅が走行した。ガスリーは74周を走り1分32秒231(C3タイヤ)で8位、角田は車体の燃料システムのトラブルに見舞われ、37周にとどまったが1分32秒727(C2タイヤ)で9位に続いた。

■アルファロメオ・フェラーリ(C41)
午前にキミ・ライコネンが走り、午後にアントニオ・ジョビナッツィにマシンが引き継がれた。初めてニューマシンに乗ったライコネンは、大きな問題なく走ることができ、ポジティブな初日だったと語った。ライコネンは63周を走り、1分33秒320(C3タイヤ)で12位だった。ジョビナッツィは68周のなかで1分31秒945(C3タイヤ)をマークし、6位となった。ジョビナッツィも今年初の走行をトラブルなくスムーズにこなした。

■ハース・フェラーリ(VF-21)
午前を担当したミック・シューマッハーが走行している際にハイドロリックシステムにトラブルが発生。シューマッハーは15周しか走れず、1分36秒127(C2タイヤ)の16位という結果になった。
午後のニキータ・マゼピンは、問題なく走行することができ、70周を走りこみ、1分34秒798(C3タイヤ)で15位となった。

■ウイリアムズ・メルセデス(FW43B)
テストドライバーのロイ・ニッサニーが午前午後ともに走行、83周のなかで、14位にあたる1分34秒789(C3タイヤ)を記録した。ニッサニーは、データ収集に取り組み、充実した一日だったと語っている。

