20年の時を経ても、フェルナンド・アロンソのF1への情熱は少しも変わらない。むしろ19歳でミナルディF1からデビューしたあの日よりも、F1が大好きなのかもしれない。
他のカテゴリーの勝利では決して満たされることがなかったアロンソの心。「F1でやり残したこと」を果たすため、チャンピオンのF1最終章が幕を開けた。
マクラーレンF1から移籍のカルロス・サインツJr.は角田に次ぐ総合3番手のタイムをマーク。シャルル・ルクレールとのコンビでフェラーリF1の復活を目指す。
テスト3日目に黙々と最多の165ラップを走り込み、きっちりと4番手のタイムをマークしたキミ・ライコネン。チャンピオンの質の高い仕事を垣間見た。
どこにいても笑顔が絶えないダニエル・リカルド。今季ルノーからメルセデスのPUにスイッチしたマクラーレンF1は2012年以来の優勝を目指す。
昨シーズン途中でウイリアムズ家が去り、チーム体制が一新された名門チーム。テストを見る限りでは、一年を通してダントツのテールエンダーということもなさそうだ。