バーレーンテスト中のマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)がリモート取材に応じたのは、3日目最終日の昼休みだった。すでに初日の走行で単独最多周回、最速タイムを叩き出していたフェルスタッペンは、「マシンの感触はいい。ポジティブな状況だ」としながらも、メルセデスを上回る速さを備えているかどうかについては、あくまで慎重な物言いだった。
とはいえその後、最後のテスト走行に出て行ったフェルスタッペンは、3日間での総合首位となる1分28秒960のタイムを出してテストを締めくくった。「再来週の開幕戦が待ちきれない」というフェルスタッペンからは、かなりの手応えを感じていることが見て取れた。