Yumiko Kaijima

●父は建築家。息子のF1デビューの夢かなう
 ニコニコ笑いながら話してくれたパトリックさんは、あくまでも庶民派。ちなみに、今回来日するために乗った飛行機のシートもエコノミークラス。ストフェルがバーレーンに行ってしまった後に岡山に居残りをしたのも、もともと予約していたチケットを1日前のものに振り替えると、追加料金が発生してしまい、それが「もったいない」からなのだそうだ。

 そんなパトリックさんの仕事は建築家。彼が20年ほど前、レーシングカートのコースと付帯設備を設計したことが、ストフェルのキャリアの始まりとなった。

ストフェル・バンドーン(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
ストフェル・バンドーン(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)

「ストフェルが4歳か5歳のころ、僕がデザインしたそのカート場に連れていったんだ。そうしたら、コースのオーナーがストフェルに『カートに乗ってみるかい?』と言って乗せてくれたんだ。そこから夢中になったんだよ」とパトリックさん。

 パトリックさん自身、もともとフォーミュラカーレースの大ファン(フォーミュラ以外は興味ないのだそう)だったということで、息子がF1ドライバーになることは大きな夢だったのだという。

 ところで、今回初来日してスーパーフォーミュラの走りを見た、フォーミュラ好きのパトリックさんの感想はどんなものだったのだろうか!?

「すごくいい選手権だよね。まずクルマが素晴らしい。コーナリングスピードが高くて、GP2等と比べてダウンフォースがはるかに大きく、タイヤのグリップも高い。ストフェルも『コーナリングスピードが高くて、けっこう首に来る』って言っていたよ。『F1と比べてもコーナリングスピードは高いかも』ってね」。

 だとすれば、昨日のスーパーフォーミュラテストが、F1デビューに向けてのいいトレーニングとなったのだろうか。日本の期待も受けて、バンドーンはF1デビュー戦に挑む。

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