2021年F1エミリア・ロマーニャGP決勝で、メルセデスのバルテリ・ボッタスはリタイアした。
ボッタスは8番グリッドからインターミディエイトタイヤを履いてスタート。1周目に10番手に順位を落とし、28周目にミディアムに交換、30周目には9番手を走っていた。タンブレロに近づくなか、後方からラッセルが追いつき、ボッタスに並びかけたところで右側のタイヤが濡れた路面に乗り、ラッセルはスピン、ボッタスに衝突した。2台はコースオフ、幸いドライバーは無事だったものの、マシンが大破した。これによりレースは赤旗中断となった。
■メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チームム
バルテリ・ボッタス 決勝=リタイア
身体は問題ないよ。大きめなクラッシュだったけれど、あの時のスピードからして、もっとひどいことになっていてもおかしくなかった。

ジョージが後ろから近づいてきて、追い抜きをかけようとした。このコースは幅が狭くて、ドライのラインはひとつしかない。彼はアウト側に寄った。そこには2台分のスペースが常にあったのに、コントロールを失ったようで、僕に衝突した。
まだ彼とは話をしていない。(接触した直後に)彼が言っていたことは聞こえなかったけど、互いに見方は違うのだろう。
今日のレースはきつかった。グリッド位置から順位を上げていくのが難しかったんだ。でも何とかポジティブな要素を見つけて、前に進まなければならない。