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●クラッシュしたボッタスのマシン、約30Gを計測

 メルセデスのトラックサイドエンジニアリングディレクターを務めるアンドリュー・ショブリンが第2戦の出来事についてファンからの質問に答える企画。その中で「バルテリとW12は大丈夫ですか?」という質問が投げかけられた。

「あれだけの衝撃で膝を打っただけで済んだのは幸いだった。だだ、大きなクラッシュだった、コースからウォールにヒットした際、約30Gもかかっていた」とジョブリンは明かす。

 続けて「残念ながらマシンはそうもいかず、大きなダメージを追ってしまった。多くのパーツをイギリスに持ち帰り、ブリックスワースでパワーユニットの入念な確認を行う。(各部品を)可能な限りサルベージしたいが、修復不可能なダメージが広範囲に及んでいる。ロジスティック計画を再考し、2台のマシンで使用可能か確認した上で、可能な限りの部品をポルティマオに持っていきたい」とコメントしている。

●虎視眈々と

 初入賞を匂わせるほど好調だったが自滅によって第2戦を終えてしまったウィリアムズのニコラス・ラティフィ。今回のポテンシャルは本人にとって自信になったようで、次のチャンスを確実に捉えるべく、トレーニングに打ち込む。

●習熟を積むトリオ

 カルロス・サインツJr.(フェラーリ)、ミック・シューマッハー(ハース)、そしてテストドライバーを務めるカラム・アイロットが習熟のためにSF71Hでテスト走行を実施。

 第2戦のSC中にスピンを喫してしまったミック。その後なんとか完走し、1つ年上のフェルスタッペンの優勝をマシンから称えた。

●18インチタイヤのマシンに賛否両論

 来シーズンのF1には18インチタイヤが導入される。今週はメルセデスがそのタイヤテストをイモラで行った。F1ジャーナリストのアルベルト・ファブレガは「なんと言っていいのか…僕はいいと思うよ! どう思う?」と本音と建前が交錯している様子。


 なおテストに訪れていたファンへルイス・ハミルトンが粋な計らいを見せる。これはうれしい。

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