投稿日: 2021.04.29 14:06
更新日: 2021.04.29 14:07
更新日: 2021.04.29 14:07
【角田裕毅を海外F1ライターが斬る】イモラ編:自分にプレッシャーをかけてすべてぶち壊しに。ガスリーのタイムは見るな
Eddie Eddington
2021年に7年ぶりに日本人F1ドライバーが登場した。アルファタウリ・ホンダからF1にデビューした角田裕毅だ。極めて高い評価を受け、大きな期待を担う角田を、海外の関係者はどう見ているのか。今は引退の身だが、モータースポーツ界で長年を過ごし、チームオーナーやコメンテーターを務めた経験もあるというエディ・エディントン(仮名)が、豊富な経験をもとに、忌憚のない意見をぶつける。今回は第2戦エミリア・ロマーニャGP編だ。
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前回のコラムで、今の角田に必要なのは経験豊かな人物からのサポートだと申し上げた。彼にはF1という荒れ狂う海の上で正しい方向に導いてくれる存在が必要だ。──そんな話をしてからほどなく、彼は予選で1周も走らないうちにウォールに突っ込んでしまった。あの時大事なのは、派手なタイムを決めることではなく、確実にQ2に進むことだったというのにだ。