■メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム
バルテリ・ボッタス 決勝=リタイア
ピットストップの時、マシンのなかで待機していて、これは時間がかかるなと思った。頭のなかで計算し、(カルロス・)サインツ(フェラーリ)が通り過ぎていく、(ランド・)ノリス(マクラーレン)が通り過ぎていく、と思いながら30秒たった。信じられなかったよ。
もちろん、ものすごくがっかりしている。二度と起きないよう、学ばなければならない。今日、僕はついてなかった。チームとしては、ピットストップを改善することを最優先にしていかなければならない。今年、ピットストップは素晴らしい出来とはいえない。誰かのせいではなく、チーム全体で、改善する必要があるんだ。

15周目から20周目あたりは、マックスとのギャップはいい感じだったけれど、マックスがペースを上げた後、僕は自分の左フロントタイヤが彼のタイヤよりも状態が悪くなってきていることに気付いた。そうしてギャップが広がっていった。ピットストップをするころには引き離されつつあったので、走り続けられたとしても、優勝争いをするのは難しかったかもしれない。でも2位は可能だったと思う。
火曜日に今日のレースについてのミーティングを行う。僕自身が改善できる点、チーム全体が改善できる点について、理解を深め、次のバクーに向けて準備を整えるよ。