
「この3年というもの、メルセデスはドライバーのためにベストなマシンを作り上げ、彼らがレースで勝利し、チャンピオンシップを獲得できるようにしてきた」
「時にはチームがドライバーを失望させることもあった。がっかりさせることよりも、喜ばせることの方が多かったとは思うが」
アブダビGP後の議論の多くは、ハミルトンが故意にペースを落としロズベルグの順位を下げようとした件に集中した。
しかしウォルフは、そうしたことでロズベルグが成し遂げた初のF1世界タイトル獲得に影を落とすべきではないと述べた。
「我々は最後の10分をルイスとあの状況をどうにかするために費やしていて、ニコとニコが達成したことに注意を払っていなかった」とウォルフは語った。
「最も才能のあるドライバーとチームメイトとして戦い、世界タイトルを勝ち取り、それを何年もかけてやり遂げたのは、素晴らしい偉業だ」
「我々はそれを称賛するべきだ。彼は手ごわくて決して諦めない男だからだ」
「ニコの卓越した素晴らしい性質と特性が、彼を世界チャンピオンに、また世界チャンピオンに値する人物に作り上げたのだ」