更新日: 2021.06.07 21:49
F1第6戦アゼルバイジャンGP決勝トップ10ドライバーコメント(2)
■レッドブル・レーシング・ホンダ
セルジオ・ペレス 決勝=1位
バクーが大好きだよ! レッドブルでの最初の勝利を飾ることができて最高の気分だ。チームは素晴らしい仕事をしてくれた。僕にシートと大きなチャンスを与えてくれた(レッドブル社創業者のディートリッヒ・)マテシッツ氏に感謝したい。
マックスのリタイアは残念だった。彼は優勝に値する走りをしていたし、チームでワンツーを達成できたら、どんなにうれしかっただろう。
ジェットコースターのようなクレイジーなレースだった。最初のラップから全開でプッシュしたよ。ルイスが後ろからプレッシャーをかけ続けていたから、息をつく暇もなかった。本当に難しい状況だったが、集中し続けた。
すべてが完璧に進んでいたが、最後のリスタートではグリップがなかった。でも残り2周で勝利を失うわけにはいかないと思い、ターン1に向かってできる限りブレーキングを遅らせた。そしたらルイスがロックアップしてランオフに直進するのが見えた。僕たちは限界ぎりぎりのところで戦っていること、すごいスピードで勝負をしていることを示す出来事だと思う。
ルイスは気の毒だった。あんなことが起きるなんて、本当に辛いことだ。誰もがミスの可能性にさらされながらレースをしているんだ。
今日のこの結果を喜びたい。ペースがとてもよく、マシンのレースパフォーマンスは素晴らしかった。
これからも努力し続け、毎週末ベストを尽くしていく。まだ6戦が終わったにすぎない。僕にはさらに向上の余地がある。マックスやチームとの関係はとてもうまくいっている。これから長いシーズンを戦っていくことになる。
(レース後の会見でトラブルについて聞かれ)リタイアする寸前だった。でも幸い、走り切ることができた。チェッカーフラッグを受けるまで、とても苦労した。
チームから、基本的にウィービングしないように言われた。つまりリスタートに向けてタイヤを温めることができなかったんだ。なんとか最後まで走り切りたいと思った。残り2周で、トップに立っていたんだからね。だから、スタートをうまく決めたことはとても重要だった。