投稿日: 2021.06.09 11:50
F92Aの起源となったF1史上初のセミオートマ搭載車フェラーリ640【GPカー創刊10周年特別企画Vol.4】
Text:GP Car Story
Photo:SAN-EI
Photo:SAN-EI
「1冊1台」をテーマに、F1グランプリを戦ってきた歴史的名車たちにスポットライトをあてる不定期敢行ムック『GP Car Story(GPカー・ストーリー)』は、2021年の今年、創刊10年目を迎えます。
それを記念して【GP Car Story創刊10周年特別企画】として、過去にGP Car Storyで扱ってきた名車たちに再度スポットライトを当てていきます。
今回特集するのは、1989年の自然吸気規定施行元年、フェラーリが伝統のV12エンジンを復活させた『フェラーリ640』です。F1史上初めてセミオートマチックトランスミッションを実戦投入したマシンとして、その後のF1テクノロジーに多大な影響を与えた1台ですが、実はこの640から直に影響を受けたマシンが、1992年型の『F92A』であると、F92Aの開発に尽力したスティーブ・ニコルスは、現在発売中の最新刊『GP Car Story Vol.36 Ferrari F92A』のインタビューの中で語っています。