フェラーリにとって第7戦フランスGPは、2021年シーズンここまでで最悪のレースだった。カルロス・サインツJr.は5番手から、シャルル・ルクレールは7番手からスタートしたが、それぞれ11位と16位に順位を下げてフィニッシュしたのだ。フェラーリがポイントを獲得できなかったのは今年初めてのことだった。
「我々にとって非常に困難で厳しいレースだった」とチーム代表のマッティア・ビノットは語った。
「本来あるべき形でタイヤを機能させることができなかったと思う。タイヤに関してのパフォーマンスと、タイヤを機能させるやり方が非常に悪かった。極めて難しい状況だ」