スメドレーはウイリアムズのエンジニアリング部門が刷新された2014年にフェラーリから移籍した。
体制変更は奏功し、状況は好転、ウイリアムズは2014年と2015年にコンストラクターズ選手権で3位を獲得した。
しかし2016年シーズンは厳しいものとなった。開発の質とペースが期待を下回り、ウイリアムズはメルセデス、レッドブル、フェラーリ、フォース・インディアに続くランキング5位という結果に終わった。
今年は厳しいシーズンとなったが、クレア・ウイリアムズはスメドレーの過去3年にわたる貢献を称賛した。
「ロブは私たちのもとに来てからというもの、素晴らしい仕事をしてきました。それに関しては今後も変わらないでしょう」とクレア。
「彼はこのチームの非常に重要な一員なのです」
「彼は技術面で非常に優秀であるだけでなく、とても情熱的な人です。私はそこが気に入っていますし、チームもそれを必要としています」
「私たちのチームは、勝つためには犠牲が必要だということを理解している人材を必要としています。多くの犠牲を払い、血と汗と涙を身体から絞り出さなければ勝てないのです」
「ロブはそのことを分かっています。ロブ・スメドレーにはそのようなDNAが刷り込まれているのです。だからこそ私は彼を失いたくありません」