オーストリアGP予選は、晴天でございます。
フェルスタッペンさんが走るたびに、どよめくオレンジ軍団。
観客席は、それはもうお祭り騒ぎさ!
オレンジ色の発煙筒が、まるで紛争地帯のようで、絵面がちょっと恐いでござるよ。
Q1。
アロンソさんは3番手! メルセデスより速いデス!
ジョビさん7番手で、我らがライコさんは、ジョージ・ラッセルさんに圏外に叩き落されましての16番手でございました。
わたしのオーストリアGP予選は、これにて終了でございます。
……なるほど、フリー走行3回目はフラグだったでござる。

Q2。
フェルスタッペンさんがトップをとったら、観客席から大歓声!
ジョージ・ラッセルさんは、ミディアムタイヤで9番手の快挙! 初のQ3進出です。
セバスチャン・ベッテルさんは、アロンソさんの進路を妨害して審議となってしまわれました。
瞬時に気づいたベッテルさんは、アロンソさんに謝っていたけれども、3グリッド降格の刑に。
フェラーリは、2台ともQ3進出ならずでございました。
Q3。
フェルスタッペンさんvsランド・ノリスさんのポール争いもあいまって、さらに盛り上がる観客席。
もう誰も彼らを止められない。
オレンジ軍団の、そのオレンジ色が見ようによってはマクラーレンファンと気づいたノリスさん。
ノリスさんがノリノリッス!
結果フェルスタッペンさんがポールを取られましたが、ノリスさん大健闘でございました。

『メルセデスがトップ3インタビューにいない』と感慨深く見ておりましたが、
インタビューアーがハプスブルグ家の御末裔と聞いて、感情のすべてが吹っ飛びました。
マリア・テレジアがご先祖様なんて人がこの世にいるんですか!(たぶんたくさんいる)
ぜひファミリーヒストリーにでていただきたい。
あなたのご先祖様のヨモヤマバナシを聞かせてほしい。
そういえば、予選後にマクラーレンの無線から聞こえた『バモス!』はカルロス・サインツJr.さんの声だったんでしょうかね?
なぜにマクラーレンにいるのと疑いつつも、サインツJr.さんならあり得るかもと思ってしまう不思議さよ。
実際にいてもいなくても、微笑ましい元マクラーレンズでございます。

さてオーストリアGP決勝。
先週の渋おじとは、打って変わってお姉さんたちの国歌バンド演奏。
ロックな国歌が、いかしてるぜ!
レコノサンスラップで、不調を訴えるラッセルさん。
『100%おかしい』と訴えられておられましたが、データ上は問題なしとのこと。
神様! ラッセルさんの不運貯金はだいぶ貯まっているはずですよ!
そろそろ運として還元してあげてほしいのよ。
さて決勝結果からいいますと、フェルスタッペンさんのポール・トゥ・ウインでございました。
ポールポジションからの全ラップリードにファステストラップの完璧なる勝利でございます。
そしてレッドブル・ホンダは5連勝!

すごいなぁ、すごいシーズンになっちゃったなぁ。
表彰台の田辺さんも、嬉しそうでございました。
オレンジ軍団にも応援されていたノリスさんは、愛されキャラでございます。
クルマが不調だったルイス・ハミルトンさんと順位を入れ替えたバルテリ・ボッタスさんは3位でございました。
ハミルトンさんにとっては、チームのための苦渋の選択だったと思うけれども、ボッさんが表彰台にいてくれて、ホッとしてしまいましたよ。
メルセデスとレッドブルは、まだまだ争っていただきたい。

