投稿日: 2021.07.16 15:21
更新日: 2021.07.16 15:22
更新日: 2021.07.16 15:22
ホンダF1田辺TD会見:スプリント予選導入で「チャレンジングな週末になる」メルセデス以外のチームの競争力向上も警戒
取材・まとめ 柴田久仁夫
ホンダ黄金期の1988年以来となる5連勝、特に直近のオーストリア2連戦でのマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)は、ポールポジションスタートからチェッカーまでの全ラップで首位を独走した。そんな優位性のもとに臨む今週末の第10戦イギリスGPだが、「シルバーストンはもともとメルセデスが得意としてきたサーキット」だと、ホンダF1田辺豊治テクニカルディレクターは警戒心を隠さない。
さらに今回は、『スプリント予選』という新フォーマットが導入される。条件は全チーム同じとはいえ、わずか60分のフリー走行1回だけで車体、パワーユニット(PU)双方の最適化を進めなければならない状況に、田辺TDは「非常にチャレンジングな週末になる」「迅速的確な作業が求められる」と、いつも以上に気を引き締めていた。