Mineoki Yoneya

 36分間の中断を挟んでレースは現地時間15時42分に再開。3周目にセーフティカー先導で各車がコースインし、スタンディングスタートで4周目からレース再開となる。新品のミディアムが残っていたルクレール、ボッタス、サインツ、ライコネン、オコン、アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)、ラッセル、ニコラス・ラティフィ(ウイリアムズ)が新品のミディアムに履き替えた。

 ポールポジションのルクレールは好発進で首位を守り、ノリスが好スタートを決めてボッタスを抜き3番手に上がる。ベッテルはターン7の出口でスピンを喫して最後尾に後退。5番手にリカルド、6番手アロンソを抜いてサインツがポジションを上げ、8番手ストロール、9番手オコン、10番手ライコネン。ガスリーは12番手、角田は14番手につけるがペレスに抜かれて再び15番手に後退する。

2021年F1第10戦イギリスGP リスタート
2021年F1第10戦イギリスGP リスタート

 コース上でのオーバーテイクは難しく、各車ともギャップを維持しながらタイヤをいたわって走行を続ける。

 15周目にルクレールはエンジンのカットが発生していると訴え、フェラーリはルクレールにドライバーディフォルトをかけさせる。これを聞いてハミルトンはペースアップしルクレールとのギャップを一気に縮めていく。右フロントタイヤの内側にはブリスターが発生しているが、ペースは落ちない。これに対してルクレールもペースを上げて対抗した。

 18周目に中団勢のライコネン、ペレス、ラッセル、ベッテルがピットインし各車はハードに交換。ペレスはハードからミディアムに履き替え、20周目のターン1から仕掛けていきターン6の手前でDRSを使って仕留める。

セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)
2021年F1第10戦イギリスGP セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)

 19周目にオコンとラティフィ、20周目にリカルドがピットインし、ハードタイヤに交換。21周目にピットインしたノリスは右リヤタイヤの装着に手間取り6.0秒を要してしまった。これを見てボッタスは22周目にピットインしノリスの前へ。まだピットインしていないアロンソも続いて抜いていく。

 23周目にストロールとジョビナッツィがピットインし、24周目にアロンソがピットストップで5.4秒をロスしストロールの後方に戻るが、ターン6でパスしアンダーカットを阻止した。

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