投稿日: 2021.08.02 18:55
更新日: 2021.08.02 19:01
更新日: 2021.08.02 19:01
ホンダF1田辺TDレース後会見:アルファタウリのW入賞を称賛するも「レッドブルとしては欲求不満の溜まる2戦」
取材・まとめ 柴田久仁夫
──レース中に異常が出なかったことは結果的によかったのでしょうか?
田辺TD:今回のレース結果はさておき、レース中に異常が出なかったのはラッキーと捉えるしかないと思っています。もし(ダメージのあるパワーユニットを)使い続けてその部位の症状がひどくなった場合、何らかの機能障害が起きる可能性はありました。たとえばオイル漏れが酷くなってパフォーマンスに影響したり、最悪引火するなどですね。ですので、我々としてはラッキーだったと思うしかないです。
ただ結果も含めて考えると、3基目の新品パワーユニットを入れて、そのパワーユニットが再び事故に見舞われました。いろいろな可能性を考えてその決断に至ったわけですが、『う~ん』というしかないです。ですが、それは(レース前には)わからないので事前に見つかってよかったです。
──ペレス車のパワーユニットも今回の事故でダメージを受けた可能性があるとのことですが。
田辺TD:こちらも同じように日本に送り確認をしますが、今回はデータ上にも異常が出ています。なので、結構厳しいもらい事故だったかなという認識です。