15時37分にQ2開始。路面は依然としてウエットで、引き続き各車がインターミディエイトでコースイン。5分後に雨が来るという予報もあり、メルセデスAMG、マクラーレン、ウイリアムズは開始直後からコースに向かうが、レッドブル勢やアストンマーティン勢はゆっくりとしたコースイン。ほぼ全車が新品インターミディエイトを履くなかで、中古のインターミディエイトでコースインしたメルセデスAMG勢はアウトラップにピットインして新品インターミディエイトに交換する。
ここでもノリスが全セクターでベストを刻んで1分57秒041のトップタイムを記録。フェルスタッペンは0.330秒差の2番手。メルセデスAMGはタイムが振るわず一度アタックを断念して計測2周目でようやくハミルトンが7番手、バルテリ・ボッタスが9番手のタイムを記録した。しかしセクター2でタイムが伸びないメルセデスAMG勢はQ2落ちの危機に直面し、残り3分半でピットインしてさらにもう1セットの新品インターミディエイトに交換する。
セッション終盤にはレコードラインが乾いていき、各車ともピットインしてさらに新品のインターミディエイトを投入してアタック合戦となる。
ここでノリスがフェルスタッペンに奪われていたトップタイムを取り返し、ハミルトンは2番手、ボッタスが3番手タイムを記録してQ2通過。4番手ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)、5番手フェルスタッペンという順位となった。ラッセルはここでも8番手タイムを記録してQ3進出を決めた。
フェラーリ勢は振るわず11番手シャルル・ルクレール、12番手ラティフィ、13番手カルロス・サインツ(フェラーリ)、14番手フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)、15番手ランス・ストロール(アストンマーティン)というQ2敗退組となった。