悪天候で1周もレースのできなかった今年のF1第12戦ベルギーGPだが、予選6番手と今回も安定した速さを見せたアルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーはそのまま6位入賞を射止めた。その結果についてホンダの本橋正充チーフエンジニアは、「初日から狙ったセットアップが決まり、(路面コンディション変化にも)いい感じで最適化できた」と分析する。
また予選16番手にとどまり、イギリス、ハンガリーGPに続く3戦連続ポイント獲得はならなかった角田裕毅については、「雨のスパに手こずった。(F1でのレインという)絶対的な経験が足りなかった」としながらも、「そこはしっかり学んだので、今後に向けて意味のある1戦だった」と、次戦以降への期待を語った。