更新日: 2021.09.05 16:26
ホンダF1田辺TD予選後会見:ポール獲得に「PUの最適化が順調に進んでいる」角田への3基目投入はやりくりの一環
──ザントフォールトでの熱狂的な応援を見ると、日本GPの中止は改めて残念ですか?
田辺TD:本当にそうですね。マックスファンの応援は本当に素晴らしく、それだけに彼らの期待の大きさ、それに応えようというプレッシャーの大きさもひしひしと感じますが、同時にワクワク感も増しています。「ホンダ!」という声もたくさんかかりますし、サーキット入口のチェックでも「ホンダか、OKだ」と言われたり(笑)。温かい歓声、温かい歓迎に日々触れています。
──予選Q3は最後にルイス・ハミルトン(メルセデス)が追い上げ、予想以上の接戦になりました。そこを制してポールポジションを獲得した瞬間のガレージの雰囲気はいかがでしたか?
田辺TD:セクター1、2はタイムを更新できていなかったのですが、フィニッシュラインを超えてポールポジションが確定したとき、やはりガレージは大いに湧きました。
──レースでは予想どおり追い抜きの難しい展開になりそうですか?
田辺TD:はい。ですので、ポールポジション獲得は非常に重要になります。そこは本当によかったと思っています。ガスリーの4番手もよかったです。ペレス、角田選手は難しいレースになるかと思いますが、マシンの戦闘力はあるだけに、着実にポジションを上げてくれることを期待しています。