──マックス・フェルスタッペンが最後のアタックの際に、裏のストレートでバッテリーがなくなったと言っていました。そうでなかったとしてもポールポジション獲得は難しかったという本人のコメントでしたが、あれは単純にセッティングの間違いでしょうか。同様のことをピエール・ガスリーも言っていたようでした。
田辺TD:セッティングの間違いではないです。セッション中に乗り方がどんどんと変わっていきました。そこで少し(回生エネルギーが)足りなくなってしまった。そういうことです。
──周回ごとにラップタイムが速くなっていった、全開率が上がっていったからということですか?
田辺TD:そうですね。
──予選で一番悔しかったのはメルセデスの1、2番手独占とのことですが、状況次第ではもっとほかの結果も期待しての悔しさだったのでしょうか?
田辺TD:いえ。単純にメルセデスの1-2が悔しいということです。
──本来なら日本GPだったことも悔しさを増しましたか?
田辺TD:いえ、それも関係ないですね。毎戦毎戦、全力で予選を戦っていますし、今日はその結果としてメルセデスに敵いませんでした。それが悔しかったというだけです。
──最大のライバルであるハミルトンが11番手スタートということで、どんなレース展開を予想していますか?
田辺TD:バルテリ・ボッタス(メルセデス)が前にいますし、タイヤの状況、ピット戦略などの要因があるなかで、相手もいろいろと考えてくることでしょう。なかなかむずかしい展開になりそうです。我々としてはルイス(・ハミルトン)が11番手という状況を最大限味方につけ、いい結果を出す。願うのはそれだけです。


